戸建て住宅

木造、鉄筋コンクリート造など戸建て向けの塗装・防水

塗装には種類があるの?何回塗るの?色は?デザインは?
ライフサイクルコストを考えたご提案をさせていただきます。

  1. 塗料の種類について
  2. 何回塗るの?
  3. 色は?
  4. 実際に塗り替えをするタイミングは?
  5. ライフサイクルコストについて

塗料の種類について

外壁、鉄骨などの仕上げ塗料

(あくまで建築用塗料のみで、重防食用、車両用、航空機用、船舶用等は省略しております)

耐用年数
 無機 > フッ素 > ラジカル ≧ シリコン > ウレタン > アクリル
 2液型 > 1液型
 強溶剤 > 弱溶剤 > 水性

臭い
 強溶剤 < 弱溶剤 < 水性
 1液型 ≦ 2液型

日本ペイントのシリコン樹脂塗料を例に挙げてみると下記の通りです。
(当社の考えで、部位や状態によっては重防食用塗料を使用することもございます)

水溶性

  • パワーオーデフレッシュSi
  • スーパーオーデフレッシュSi
  • オーデフレッシュSi-100Ⅲ
  • 水性シリコンセラUV
  • 水性サーモアイウォールSi

弱溶剤

  • ファインシリコンフレッシュ
  • ファイングラシィSi(タイル用)
  • ファインSi
  • 一液ファインシリコンセラUV
  • ファインサーモアイウォールSi

シリコン樹脂塗料だけでもこんなに種類があります。
しかもそれぞれ価格が異なります。
一言でシリコンを使用しますといっても、どの塗料を使うかによって価格と性能が大きく変わってきます。また当社の追跡調査により、価格が高くても性能が低い(塗装対象物との相性などもあります)ものも過去にはありました。
安くて良い製品(塗料)は絶対に存在しません。

塗装前の下地処理工事

主な下地処理工事

  • 発錆の除去
  • シーリング材の処理(切れ、割れ、破断等の打ち替え)
  • 劣化塗膜(粉化塗膜や剥がれ、浮いた塗膜)の処理
  • ひび割れの処理
  • 空隙の処理 (発生した隙間へのシール処理やパテ処理)

塗装前の下塗り塗料

どれもすべて試験塗装を行う方が望ましいといえます。

窯業系サイディング

1液、2液型エポキシ樹脂系シーラーを使用
※当社では窯業系サイディングへの下塗り塗料は2液型エポキシ樹脂系シーラーをお勧めしております。旧塗膜がある場合の考え方は異なります。(臭気のことも考慮して弱溶剤シーラーで)

コンクリート、ALCなど(旧塗膜あり)

水性シーラーで対応できます。下地の劣化が著しい場合はエポキシ樹脂シーラーとの併用も考慮します。

石材調仕上げ材、化粧漆喰

1液、2液型エポキシ樹脂系シーラーの使用を基本としますが、水性シーラーでの対応も考えられます。

何回塗るの?

塗装の基本工程は3回塗装です。4回、5回と塗り重ねてもあまり意味がありません。1回で十分な膜厚を付けることができない(技術がない)場合は塗り重ねて対応するのかもしれませんが、1回で塗装する塗布量というのはメーカーから参考数値が出ています。

色は?

お選び頂く色は無限にあります。そのため「色を決める」のは非常に難しいと思います。そこで当社がお客様にお勧めするのが、「気に入った色使いをしている実際にある建物」をご指定頂いています。
お近くにある建物、ドライブしている時に見かけた建物、またインターネットで検索して気に入った建物があればお教えください。実際に現地に行って「採色」してきます。

ただ黄赤系や青などの原色は、別途調色料金が必要になるので予めご了承ください。

実際に塗り替えをするタイミングは?

応用を繰り返し続けて得た「実地から導き出した答え」を知的財産として所有しています。

ライフサイクルコストについて

あと何年くらい今のお家に住みますか? 20年以上は建て替える予定がないのに、グレードの低い塗料を塗装して7年後にまた塗装しますか?10年後に建て替える予定なのにグレードの高い塗料を塗装してももったいないだけです。
木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、実際には22年を超えてもメンテナンスさえしっかりしておけば問題なく居住することができます。
特に近年は、建物の性能が上がってきているので住宅の寿命はさらに延ばすことができると思われます。

  • 築10年で最初の塗装
  • 築15年で最初の塗装
  • 築15年で外壁材の張替
  • 築20年で最初の塗装
  • 築20年で外壁材の張替

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