ちょっと汚れが目立ってきたかも、ひび割れが気になる・・
汚れの付着や色あせ、外壁材に発生したひび割れは外壁材の厚みや経年劣化にある程度関係してきますが、現在の外壁材はかなり丈夫です。それよりも外壁材に発生した貫通クラック（完全に割れた状態のひび割れ）や、外壁目地に施工されているシーリング材（コーキング）が割れたり切れたりしている場合は問題です。
建物にとって雨水の浸入や湿気は大敵です。
外壁材が比較的しっかりしているように見えても改修が必要な場合があります。
お家の外装を真剣に検討するのはこのあたりからです。
【旧塗膜がない場合】
（サイディングボード仕上がりで、初めての塗り替えの方）
サイディングボードとは窯業系、金属系、樹脂系、木質系と大きく4種類あります。写真のような症状がある場合は全体改修をご検討ください。
中にはメンテナンスフリーの外壁材もあります。
塗装ができないものもあるので、塗装時には建築図面で外壁材の種類を確認させて頂く場合がございます。
【旧塗膜がある場合】
（新築の際で仕上がりが塗装仕上げだった場合や、2回目の塗り替えの方）
チョーキングとは塗膜の粉化現象です。お家の塗り替えを検討されたことがある方は一度は聞いたことがあると思います。
「チョーキングが発生したら塗り替えのサイン」とか間違った認識を持たれている方も非常に多いです。
塗膜劣化の初期症状で見られるチョーキングが塗り替えのサインだとしたら5年ごとに塗り替えしないといけなくなりますね。
このチョーキングは高品質の塗料（2液型弱溶剤シリコン樹脂塗料程度以上）でも2～3年程度で発生するケースがあります。（メーカーは否定するかもしれませんが）
ただ高品質な塗料を使った場合、劣化の兆候が現れたとしても、そこからその状態（劣化初期症状のまま）を維持する期間が驚くほど長い。
（仮に2年目でチョーキングの症状が現れたとしても、2年目の状態と10年目の外観が殆ど変わらないケースもあります）
安価品で塗装した場合はここから加速度的に劣化が進行します。
皆様の現在のお家の状態は如何でしょうか。
診断書などは発行しませんが、ご依頼頂ければお伺いして直接現状をご説明させて頂きます。（15～30分程度で終わります）
お気軽にお問い合わせください。
