外壁材の種類と特徴

サイディング

窯業系、親水性、光触媒、金属系

ALC

軽量気泡コンクリート。耐火性能、断熱性が優れている優秀な材料です。ただ、初期費用が高い、メンテナンスが大変などのデメリットもあります。
初期費用としては、材料費と合わせて、上塗りする塗料にお金がかかります。

タイル

粘土や石材を細かく砕いたものを焼き固めたもので、材料自体の耐候性は非常に優れています。
耐久性やメンテナンス性には優れているのですが、イニシャルコストが高い点や、地震が起こった際の剥離などの欠点があります。
また、下地材の劣化が分かりにくく、雨水侵入などによって下地が劣化するなどの問題もあります。

セメントモルタル塗り

塗り方によっていろんな表情を作ることができるため、外観に個性を出したい方などから指示されている。
職人さんの腕と知識、経験がものをいう世界でもあり、施工によっては雨漏れやクラックによる構造躯体の腐朽などが懸念される。
防水シートの上にラス張りされた下地に下塗り、中塗り、上塗りの3回セメントモルタルを塗るように性能保証住宅標準仕様ではさだめられています。

土塗り

非常に手間と時間と、職人技が必要ですので、現在ではあまり採用されていません。
防火や地震のことを考えると、サイディングに劣ってしまう点や、都心部では建築確認申請を通すことが難しくなってしまっている点が
ネックとなっていると思われます。

羽目板

屋外で無垢のひき板をはる施工の事。木材の為、反りや乾燥収縮が起こるため、ある程度厚みのある材料を使わないと割れが出たりする可能性がある。
メンテナンスフリーではない為、家の変化にしっかり対応できないと建物の寿命が短くなってしまう危険性があります。
また木材ですので、火災の対策を講じないといけない地域には採用する事が難しい。

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